お知らせ

2016.04.19

エコノミークラス症候群の予防マッサージ

皆さん、こんにちは!
てごころの森下です。

熊本地震によって、避難所や車中での生活を余儀なくされている方の
お役立ちが少しでもできればと思い、投稿させて頂いております。

今は長文を読むのが辛い方もおられると思い、できるだけ簡潔に紹介させて頂く事を予めご了承下さい。

この間、メディアでも報じられている様に「エコノミークラス症候群」で体調を崩されて苦しんでいる方が多数おられます。

「エコノミークラス症候群」は、長時間同じ姿勢で座ったりする事で下肢がうっ血状態になり血栓が生じることで発症します。

予防の一つとして「こまめな水分補給」などがございますが、現状を考えると厳しい方もおられるので、今回は・・・

とにかく、足の血流を促進させる「簡易的なマッサージ」を紹介させて頂きます。

まずはふくらはぎのマッサージです。

主にほぐす箇所は・・・
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腓腹筋ヒラメ筋です。
(足のムダ毛はお気になさらずに・・・)

この二つの筋肉は静脈血など体液を流すポンプ作用を果たしています。

やり方は簡単です。

(1)片側の足首を反対側の太ももに乗せ、ふくらはぎに両手の親指を当てます。
残りの指で足全体をつかみます。
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(2)両手の親指は固定したまま、手首を返すようにしてふくらはぎに持続的に圧力を加えます。
気持ちよく感じる程度に30~60秒を目安にして、押すポイントを変えながらまんべんなく行って下さい。反対側も同様です。
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次に足先全体のマッサージです。

やり方は・・・
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足裏が自分の顔側に向くようにして、両手全体を使って足を縦に二つ折りにする様に挟み込みます。気持ちよいぐらいの圧力でゆっくり挟んだり開いたりを30~60秒を目安に行ってください。反対側も同様です。

ふくらはぎや足裏の筋肉は「第二の心臓」と言われ、血液を心臓に戻す静脈のポンプの役割を果たしています。つまりこの二つの筋肉の循環を良くする事が、血液循環のキーポイントともなるのです。

今回は簡単にこの二つの方法を紹介させて頂きました。
他にもやり方は沢山あるのですが、数多く紹介する事で逆にどれをしたらいいのか困惑を招いてしまいますので、まずはこの方法をこまめに行って頂ければ幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。